ハニー社長の気づきと学び
2026.04.07
3ヶ月で700万円失って気づいた「人手不足の正体」~~生成AIと磨き上げる、時代に負けない経営理念

3ヶ月で700万円失って気づいた「人手不足の正体」~~生成AIと磨き上げる、時代に負けない経営理念
「人が採れない」「せっかく採ってもすぐ辞めてしまう」 そんな悲鳴が、多くの中小企業経営者から聞こえてきます。かつての私も、その渦中にいた一人でした。
35年の経営人生の中で、今でも胸が締め付けられる記憶があります。3ヶ月で700万円という莫大な採用コストを投じ、ようやく4名の新しい仲間を迎え入れたときのこと。しかし、現実は非情でした。わずか3ヶ月後、そのうちの2名が背中を向けて去っていったのです。
お金を積めば人は来る。そう信じていた私の傲慢さが招いた「採用の失敗」でした。この痛い経験から、私は一つの結論に達しました。人手不足の正体、それは「労働力の不足」ではなく、「理念の共有不足」だったのです。
経営のステージが変われば、理念の「言葉」も変わる
「うちは創業以来、変わらない理念がある」 そう誇らしげに語る経営者は多いですし、その本質を貫く姿勢は素晴らしいものです。しかし、時代は猛烈なスピードで変化しています。30年前の言葉のまま、今の若者の心に火を灯せるでしょうか?
ビジネスには、必ず「ステージが変わる瞬間」が訪れます。 売上規模、組織の成熟度、そして社会情勢。ステージが変わったとき、経営理念の本質(コア)は不変であっても、その「表現」は今の時代に合わせてブラッシュアップされなければなりません。
この「表現のズレ」こそが、採用のミスマッチを生み、既存社員との心の距離を作ります。本質を維持しながら、いかにして今の時代に響く「生きた言葉」へと昇華させるか。ここで、孤独な経営者の強力な味方となるのが「生成AI」です。
生成AIは「猫の手」ではなく、経営者の「右腕」である
私は「猫の手は借りるな」と言い続けています。安易に人を増やして固定費を膨らませるのではなく、まずは経営者自身の思考を最大化させるべきだからです。
ITが苦手な経営者にとって、生成AIは「よくわからない機械」かもしれません。しかし、AIの真価は検索ツールではなく、「究極の壁打ち相手」であることにあります。
「自分の想いはこうだが、今の20代に響く言葉にするには?」
「この理念を、今の市場環境に合わせるとどう表現できるか?」
「自社のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の矛盾を指摘してくれ」
このように、AIを右腕として対話を繰り返すことで、経営者の頭の中にある「古く、しかし熱い想い」が、今の時代に最適化された鋭い言葉へと磨かれていきます。
磨かれた理念が「雇わない経営」を実現する
ブラッシュアップされた理念やMVVは、そのまま採用の基準になり、教育の指針になります。
AIと共に磨き上げた「鮮度の高い言葉」で発信すれば、共鳴する人材だけが集まるようになります。逆に、違和感を持つ人は最初から応募してきません。これが、3ヶ月で700万円をドブに捨てるような失敗を防ぐ、唯一の防衛策なのです。
理念が浸透すれば、社員は自走し、過度な管理も不要になります。結果として、最少人数で最大の利益を生む「ブルーオーシャン経営」へと舵を切ることができるのです。
最後に:武器を手に取るのは、社長、あなたです
生成AIという右腕は、24時間365日、あなたの孤独な悩みに付き合い、何度でも理念のブラッシュアップに付き合ってくれます。
時代は変わりました。しかし、経営者の情熱が会社の源泉であることは変わりません。その情熱を「今の言葉」へと変換する武器が、目の前にあります。
ITが苦手だ、と敬遠している時間はもうありません。あなたが自らAIという武器を手に取り、不変の想いを磨き上げたとき、会社は必ず変わり始めます。
あなたの会社の理念は、今の時代の風を掴んでいますか?
一度、AIという右腕に、あなたの熱い想いをぶつけてみてください。そこから、新しい経営のステージが始まります。
DX学校神戸校講師
IT導入診断士
(35年の経営経験とAI活用を伝える伝道師)
埴岡
